半井研究室は広島大学 の土木構造工学研究室における半井健一郎教授のグループです．土木工学におけるコンクリート分野を中心に，地盤改良や放射性廃棄物処分の分野への応用も含め，よりよい社会を構築するための研究を行っています．
広島大学大学院先進理工系科学研究科社会基盤環境工学プログラムにて，土木構造工学研究室を有尾一郎助教と共同で運営するとともに，インフラマネジメント研究室のNaser Khaji准教授，構造材料工学研究室の河合研至教授や小川由布子助教などと連携して研究教育活動を行っています．
History
2012年に半井健一郎先生が群馬大学より准教授として広島大学に赴任したとき，広島大学土木構造工学研究室は藤井堅教授と有尾一郎助教によって運営されていました．鋼構造物の維持管理などをご専門とされた藤井堅先生は，1977年に広島大学大学院工学研究科土木工学専攻をご修了後に川田工業に就職，1979年に広島大学工学に助手として着任，1990年に助教授に昇任，そして，前任の中村秀治教授（2002年に電力中央研究所より赴任）のご退職後の2009年に教授に昇任されていました．有尾一郎先生は，1997年に和歌山工業高等専門学校より広島大学に赴任され，応用力学（計算力学）の観点から非線形数理解析しているほか，スマート展開構造の実用研究も行っています．
2017年に藤井堅先生が定年退職されたのち，2018年に半井健一郎先生が教授に昇任，2019年にはインフラマネジメント研究室が新設され，Naser Khaji准教授がTarbiat Modares University（イラン）より着任しました．また，2019年からは半井先生の指導で2018年に博士号を取得したHo Si Lanh助教（若手助教），さらに2021年には2020年に博士号を取得したMay Huu Nguyen助教（育成助教）が加わりました．
